鉄血のオルフェンズは、もうご覧になっていただけましたか?
第1期・第2期の全50話のストーリーの中で、多くの登場キャラクターが命を落としました。
この記事では、死亡した主要キャラクターについて紹介します。
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Contents
- 1 クランク・ゼント(第3話)
- 2 コーラル・コンラッド(第4話)
- 3 昌弘・アルトランド(第12話)
- 4 クダル・カデル(第13話)
- 5 フミタン・アドモス(第16話)
- 6 ビスケット・グリフォン(第21話)
- 7 カルタ・イシュー(第23話)
- 8 アイン・ダルトン(第25話)
- 9 アストン・アルトランド(第32話)
- 10 ガラン・モッサ(第32話)
- 11 名瀬・タービン(第40話)
- 12 ラフタ・フランクランド(第41話)
- 13 ジャスレイ・ドノミコルス(第42話)
- 14 ノルバ・シノ(第45話)
- 15 石動・カミーチェ(第46話)
- 16 オルガ・イツカ(第48話)
- 17 ハッシュ・ミディ(第49話)
- 18 マクギリス・ファリド(第49話)
- 19 イオク・クジャン(第50話)
- 20 昭弘・アルトランド(第50話)
- 21 三日月・オーガス(第50話)
- 22 おわり
クランク・ゼント(第3話)
クーデリア・藍那・バーンスタインの身柄確保の為、CGSにモビルスーツ単機で出向き、代表者との1対1のモビルスーツでの決闘を申し込む。
三日月・オーガスの乗るガンダム・バルバトスとの決闘の末、重症を追ったクランクは、胸の内を明かしてとどめを刺すよう三日月に懇願する。
そして三日月の撃った銃弾によって死亡する。
自らの願いを聞き入れて銃を向けた三日月に対し「ありがとう。」と言おうとするも、最後まで言い切る前に射殺されてしまいます。
作中でも数少ない“人情に厚い”キャラクターだっただけに、彼の最期はあまりにショックでした。
コーラル・コンラッド(第4話)
クーデリア暗殺を企てた張本人だが、鉄華団の奮闘によって計画は失敗する。
その後、自らモビルスーツに乗って火星低軌道上で鉄華団を襲撃するが、三日月の乗るバルバトスに撃墜され死亡する。
正直、清々しました。
昌弘・アルトランド(第12話)
生き別れの兄である昭弘・アルトランドに鉄華団に来るよう説得されるが、それを拒絶してしまい、昭弘を狙ったガンダム・グシオンの攻撃から昭弘を庇って死亡する。
残酷にも戦場で敵として再会してしまった兄弟の結末は、涙なしでは見られません。
クダル・カデル(第13話)
暗礁宙域での戦闘で、三日月の乗るバルバトスにコックピットを貫かれて死亡する。
非情に残忍なキャラクターだったのでスカッとしました。
フミタン・アドモス(第16話)
ドルトコロニーの暴動に乗じてクーデリアを暗殺しようとするノブリス・ゴルドンの部下の銃弾からクーデリアを庇って死亡する。
彼女自身もノブリスのスパイでしたが、成長していくクーデリアを見て心が揺らぎ、ノブリスの命令を無視してクーデリアを庇います。
スパイだと露見した時は許せませんでしたが、彼女が最期にとった行動には思わず涙しました。
ビスケット・グリフォン(第21話)
地球に降下した鉄華団を狙って襲撃してきたカルタ・イシュー率いるモビルスーツ部隊との戦闘中に、搭乗していたモビルワーカーを撃破され瀕死の重傷を負う。
駆けつけたオルガ・イツカに鉄華団の未来を託し死亡する。
鉄華団結成当初からオルガを支えてきたキャラクターなだけに、彼が死んだ時はこれ以上見るのは止めようとさえ思いました。
今思うと、ビスケットが最後まで生きてたら鉄華団の結末は違ったんじゃないかな…
カルタ・イシュー(第23話)
エドモントンに向かう鉄華団の前に立ち塞がり、3対3のモビルスーツでの決闘を申し込む。
鉄華団に決闘の為の準備時間を与えるが、三日月の乗るバルバトスの不意打ちまがいの強襲によって部下2人を失い、自身も瀕死の重傷を負う。
駆けつけたガエリオ・ボードウィンに救出されるが、帰還途中に死亡する。
ビスケットを殺した張本人なだけに、鉄華団による仇討ちを期待してましたが、ちょっと酷過ぎました。
三日月の非情さには、流石に鉄華団もひいてましたし…
彼女はマクギリス・ファリドに想いを寄せていましたが、そのマクギリスに唆された結果死んでしまいます。
彼女を救出したガエリオをマクギリスだと思い込み、ガエリオも彼女の想いを察して最期までマクギリスとして振舞います。
彼女の唯一の救いは、想い人に利用された事実を知らずに死ねた事でしょう。
アイン・ダルトン(第25話)
第19話で三日月の乗るバルバトスの攻撃からガエリオを庇ったアインは瀕死の重傷を負ったが、阿頼耶識システムの施術を受け、モビルスーツの生体パーツとして組み込まれた事で生存していた。
モビルスーツと一体化した彼はエドモントンでの戦闘で他のモビルスーツを圧倒するが、阿頼耶識の力を解放した三日月の乗るバルバトスに撃破され死亡する。
実は彼の脳は生きており、後にガエリオが乗る機体に『阿頼耶識TypeE』として搭載されますが、死亡扱いにしました。
尊敬するクランクの仇討ちに執着した結果、悲劇的な末路を辿った可哀想なキャラクターです。
アストン・アルトランド(第32話)
アーブラウとSAUの紛争でガラン・モッサに利用されている事に気付いていないタカキとアストンは、SAU側に加勢したマクギリスと交戦してしまう。
判断を早まってマクギリスのモビルスーツに特攻を仕掛けたタカキに応戦せざる負えなくなったマクギリスは、タカキのモビルスーツを撃破しようとする。
それを庇ったアストンは直撃を受けて死亡する。
ヒューマンデブリとして生きてきた彼は鉄華団と出会い、タカキの親友となってしまったが為に「死にたくないと思いながら死ななきゃならない。」と語ります。
この台詞には非常に考えさせられました。
涙なしでは見られないシーンです。
ガラン・モッサ(第32話)
ラディーチェ・リロトとの癒着が露見した事で、アーブラウとSAUの紛争地帯から離脱し逃亡を図るが、追跡してきた鉄華団のモビルスーツ隊と交戦になり、昭弘のグシオンとの死闘の末に敗北。
最期は自分の存在が公にならないように機体ごと自爆して死亡した。
ラスタル・エリオンに依頼されてアーブラウとSAUに紛争をもたらした張本人です。
ラスタルやジュリエッタ・ジュリスと関係があるようですが、具体的な事は明かされていません。
名前も偽名という謎の多いキャラクターです。
昭弘に言い放った「戦場ではまともな奴から死んでいく!」という台詞は、鉄血のオルフェンズを象徴するものだと思いました。
名瀬・タービン(第40話)
ジャスレイ・ドノミコルスが情報をリークした事をきっかけに、イオク・クジャン率いる艦隊から強襲まがいの強制捜査を受ける。
停戦信号も降伏信号も無視された上にダインスレイブを乱用された為、艦内の非戦闘員を退避させ、第1夫人のアミダと共にイオク艦隊へ突貫し死亡する。
タービンズの頭として家族である構成員の安全を最優先に考えたのは、名瀬の兄貴らしいです。
瀕死の重傷を負いながらも、イオクの乗る戦艦のブリッジへ一発かましたアミダ姐さんもあっぱれでした。
ラフタ・フランクランド(第41話)
タービンズ解散後も名瀬の意思を継いで残った仲間と流通業を続けると決意した矢先、ジャスレイが鉄華団を挑発する為に殺害される。
鉄血のオルフェンズの中でも際立って雑な最期を迎えた彼女には同情しかありません。
名瀬のガールフレンドでしたが、次第に昭弘へ想いを寄せていったので2人の恋の行く末が気になっていただけに無念でなりません。
ジャスレイ・ドノミコルス(第42話)
ジャスレイの思惑通り挑発に乗った鉄華団と交戦になるが、イオクに裏切られて戦況は悪化してしまう。
オルガに手打ちを懇願するが拒否されてしまい、三日月のバルバトスにブリッジを潰されて死亡する。
大きな陰謀を企てたわりには呆気なかったです。
名瀬の兄貴やアミダ姐さんやラフタを死に至らしめた事を考えると、あんな最期じゃ視聴者が納得しません。
ノルバ・シノ(第45話)
マクギリス率いる革命軍とギャラルホルンの最大勢力であるアリアンロッド艦隊の戦闘にて、ガンダム・フラウロスに乗ってラスタル座乗艦にダインスレイブを打ち込むが失敗。
報復として艦隊の集中砲火を受けて死亡する。
鉄華団初期メンバーの死は、第21話のビスケット以来なので気を抜いていただけにショックは大きかったです。
石動・カミーチェ(第46話)
マクギリスのガンダム・バエルとガエリオのガンダム・キマリスが交戦する中、キマリスの攻撃が直撃しそうになったマクギリスを庇い瀕死の重傷を負う。
マクギリスを戦線から離脱させる為にキマリスにしがみついて時間を稼ぎ死亡する。
最期までマクギリスへの忠誠を貫いた忠誠心には恐れ入りました。
しかし、当のマクギリスは彼の事を恐らく“ただの駒”としか思っていません…
オルガ・イツカ(第48話)
アリアンロッド艦隊に革命軍が敗北した為に撤退を余儀なくされた鉄華団は火星へ帰還する。
地球へ逃亡する事を決断した矢先、ノブリスが送り込んだ刺客の銃撃からライド・マッスを庇って被弾し、死亡する。
ネットでは馬鹿にされ続けているオルガの最期ですが、私はオルガらしい最期だったと思います。
ただ、絶対に死なないと思っていたキャラだったので暫く悲壮感が漂いました…
ハッシュ・ミディ(第49話)
オルガを失った鉄華団は、彼の遺志を継いで地球へ逃亡する事になる。
非戦闘員の逃亡までの時間稼ぎとしてモビルスーツ隊はアリアンロッド部隊と交戦するが、敵の攻撃で致命傷を負い死亡する。
応戦にきた三日月に「ここは俺に任せてください…」と瀕死の状態で言う彼に対し、彼の容態を悟った三日月は「分かった、ここはお前に任せる。」と返します。
三日月なりの彼への気遣いに思わず涙がこぼれてしまいました。
マクギリス・ファリド(第49話)
自らが率いる革命軍がアリアンロッド艦隊に敗北した事で劣勢に立たされたマクギリスは、部下たちを逃がしバエル単機で再度、アリアンロッド艦隊に挑む。
それを阻止すべく現れたガエリオのキマリスとの死闘の末、両者の機体は大破する。
重症を負いながらもラスタル座乗艦に到達したマクギリスは、ラスタルの元へ向かうが、先回りしていたガエリオの銃弾に撃たれ、ガエリオに本心を語りながら死亡する。
多くの人を巻き込んでおいて敗北した時は、正直腑に落ちませんでした。
しかしそれはあくまでマクギリスの視点から見たからであって、ガエリオの視点から見ればこの結末にも納得が出来ます。
ガエリオは以前「お前を殺した時、俺たちは本当の意味で分かり合えるだろう。」と言いましたが、死を直前にしたマクギリスは誰にも明かさなかった本心をガエリオに打ち明けました。
ガエリオの言った通り、2人はようやく分かり合えたのです。
イオク・クジャン(第50話)
ダインスレイブによって大破したにも関わらず、戦う姿勢を見せる昭弘のグシオンに自らとどめをを刺そうと部下の制止を振り切って攻撃を仕掛けるが、パイロットが大切な仲間の命を奪ったイオクだと知った昭弘の最後の力で返り討ちにあい、コックピットごと潰されて死亡する。
これはもう昭弘に賛辞を送らざるを得ないです。
イオク自身に悪気はなかったとしても、到底許されない行為を散々してきました。
自業自得です。
昭弘・アルトランド(第50話)
ダインスレイブの直撃で瀕死の重傷を負うが、三日月と共に最期まで戦うことを決意。
その矢先に攻撃を仕掛けてきたモビルスーツのパイロットがイオクだと知ると、最後の力を振り絞ってイオクのいるコックピットを圧縮していく。
イオクの部下がそれを止めようとグシオンのコックピットにブレードを突き刺すが、イオクを圧殺に成功し、それと同時に昭弘も息絶える。
昭弘は第1話から登場しているキャラだけど、ここまで活躍するとは正直思ってませんでした。
憎きイオクを討った彼は私の中のヒーローです。
昭弘、良くやった!!
三日月・オーガス(第50話)
ダインスレイブの直撃で重症を負うが、昭弘と共に最期まで戦うことを決意。
バルバトスのリミッターを解除してギャラルホルンのモビルスーツを次々となぎ倒していく。
悪魔じみた力に成す術がないギャラルホルンの兵士だったが、そこへジュリエッタが立ち塞がる。
徐々に意識が遠のいてく中、自分たちの目指した場所に既に辿り着いてたことを悟った三日月のバルバトスの攻撃は、ジュリエッタに届かなかった。
ハッチが大破して剥き出しになったコックピット見たジュリエッタは、既に三日月の意識がないことに気づき、バルバトスの頭部を掲げて戦闘の終結を宣言した。
三日月はアトラに貰ったブレスレットを汚してしまったことを気にしながら静かに息を引き取った。
ガンダム史上最も冷酷な主人公の最期は、私としては良かったと思います。
上空からダインスレイブを乱射したラスタルを批難する人も多いですが、そうでもしなければバルバトスは止められなかったでしょう。
鉄血のオルフェンズ2期全話の動画を無料で視聴する!結末が悲しい
おわり
いかがだったでしょうか?
戦場でしか生きられなかった少年たちの生き様は、悲劇的ではありましたがロマンチックでもあると私は思いました。
彼らの犠牲によって新たな時代が始まったのです。