“新世代のガンダム”として私たちに衝撃と感動をもたらした鉄血のオルフェンズ。
続編を期待するファンの方も多いと思います。
この記事では、鉄血のオルフェンズの続編について私なりの考察を述べさせていただきます。
本編の終わりに
最終回の最後にエピローグとして、生存しているキャラクターの“その後”が描かれました。
無事に地球へ逃亡する事が出来た鉄華団は、それぞれ違った生き方を選んで生活していました。
しかし、ライド・マッスは違いました。
鉄華団団長のオルガ・イツカ殺害の首謀者である、ノブリス・ゴルドンが火星に戻ってきた事を知ったライドは、鉄華団の仲間達との連絡を絶ってノブリスの元へ訪れます。
トイレの便座に座っているノブリスに対し、扉を隔てて「オルガ・イツカを覚えてますか?」とライドは問います。
その問いに対してノブリスは「あ~ん?誰だそれは?」と返します。
まだ何かを言おうとするノブリスに、ライドは銃弾を撃ち込みます。
背の伸びたライドの首にはオルガが身に付けていたストールが巻かれ、ノブリスに発砲した拳銃は三日月が愛用してたものでした。
何かを悔やむような表情をするライドに何者かが「ライド、こっちは片付いたぞ。」と伝えます。恐らくライドの仲間でしょう。
「あぁ、こっちも終わった。」と返すライドは静かにその場を去ります。
鉄血のオルフェンズ1期の動画を全話無料で視聴する。あらすじも!
鉄血のオルフェンズ続編はいつ?
このようなシーンがあった為、ライドを主人公とした続編を期待するファンの方も多いのではないでしょうか。
確かに可能性はあると思います。
少なくともライドには仲間がいて、オルガの仇を取った事から推測すると、ライドは何らかの組織に所属もしくは組織を結成して、死んでいった仲間たちの仇打ちをしてると考えられなくもないです。
仮にそうだったとするなら、ライドの標的は最終的にはラスタル・エリオンになるでしょう。
しかしどうでしょう。
ラスタル・エリオンが指揮するアリアンロッド艦隊に対し、鉄華団と革命軍は共闘して挑みましたが、結果は惨敗です。
圧倒的な勢力差は勿論ですが、それ以上にラスタルは戦術に長けていました。
これらの事を考慮するとライドがラスタルに復讐を果たすのは不可能だと私は結論付けます。
それに私自身、続編は望んでません。
人によって意見はあるでしょうが、私はあの結末で良かったと思っているからです。
確かに裏で散々悪事を働いてきたラスタルが、結果オーライで美化されている設定に不満はあります。
しかし、ごく僅かですが世界は変化したのです。
300年続いた体制に、鉄華団は数年で変革をもたらしたのです。
主人公たちは死んでしまいましたが、彼らの犠牲の上に築かれた新たな世界に、再び争いをもたらしては元も子もありません。
鉄血のオルフェンズ2期全話の動画を無料で視聴する!結末が悲しい
スピンオフとして厄祭戦を
ただ、私にはどうしても作品にしてほしいテーマがあります。
それは「厄祭戦」です。
厄祭戦の映像化を期待しているのは、私だけじゃないはずです。
- モビルアーマーの暴走によって虐殺された人類がいかにしてガンダム・フレームの開発に着手し成功させたのか。
- 72機のガンダムはどのような姿・性能だったのか。
- アグニカ・カイエルを含むガンダムのパイロットはどのような人物だったのか。
気になりませんか?
厄祭戦を描くとなると、続編ではなく前日譚もしくはスピンオフとなるわけですが、実は公式で2つのスピンオフ作品が既に存在しています。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼』
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント』
この2作は鉄血のオルフェンズと同じ世界観で、同時間軸上の別の場所を舞台に物語が展開していきます。
残念ながら2作とも映像化はされてませんが、ウルズハントはスマートフォンアプリにて公開が予定されています。
鉄血のオルフェンズ死亡キャラクターまとめ!主人公サイド全滅か。
まとめ
少し話がずれてしまいましたが、鉄血のオルフェンズはまだまだ描ける部分が多い作品です。
続編を期待するのも、スピンオフを期待するのもあなたの自由。
鉄血のオルフェンズ制作スタッフを信じて待ちましょう!